事務連絡「専門調査員の募集について」

農林水産省では、専門調査員を募集しています。

専門調査員とは、
(1)農家等を訪問し、経営概況、経営収支、労働時間等の把握を行う「経営統計」又は、
(2)水稲の刈取調査、畑作物・野菜・果樹等の作付面積・生育状況等の現地確認を行う「生産統計」
に従事していただく調査員です。

*希望により、「経営統計」と「生産統計」の両方の業務に従事することも可能です。また、調査に必要な知識や技能を習得するための研修制度があります。

専門調査員の方々の御協力によって得られた調査結果は、農林水産行政の企画及び立案や各種施策の円滑かつ効果的な推進のための基礎資料として活用されます。

専門調査員の仕事を希望される方や関心をお持ちの方は、以下の概要を御覧いただき、最寄りの地方農政局本局又は各都府県拠点等(福島拠点「統計チーム」福島市浜田町1-9☎024-534-1114)までお問い合わせ下さい。

専門調査員応募受付窓口(PDF:86KB)

専門調査員に関するパンフレット(PDF:1,948KB)

なお、本募集は、平成30年度政府予算原案に基づいて行うものであり、成立した予算の内容に応じて募集要件、仕事内容、報酬額等の変更があり得ることに御留意願います。

1.  専門調査員の仕事

(1) 経営統計

    定期的に農家等を訪問して調査票の回収・チェック、聞き取りを行い、米等の販売収入や肥料費等の支出など農業収支について項目別に分類しパソコン(エクセル等)で入力・集計。入力作業は貸与パソコンにより自宅でも可。目標として7農家を担当(担当する農家数は、相談の上、決定します)。

 

(2) 生産統計

    水稲、野菜、果樹等の農作物の生育期間に、水稲作付田における穂数・もみ数等の計測や調査対象の区画内にある農地における農作物ごとの作付面積、生育・被害状況等の現地確認などのフィールド調査から複数調査を担当。目標として延べ400調査区等を担当(担当する調査区画等の数は、相談の上、決定します)。

2. 専門調査員の身分

任命期間中は、非常勤の一般職の国家公務員となります。このため、公務員としての守秘義務等の責任が伴います。

3. 専門調査員の報酬

調査事務に従事する報酬として、所定の専門調査員手当が支給されます。なお、手当額に応じた所得税が源泉徴収されます。

(1) 経営統計

1年間で平均7農家を担当(年間約950時間従事)すると、約120万円の手当が支給されます。(受け持つ調査や農家等の数に応じて手当額は増減します。)

米の生産費調査の場合    : 1農家当たり約13万円

肥育豚生産費調査の場合 : 1農家当たり約21万円

注:作業時間は目安であり、習熟度や調査農家の記帳の状況等により増減します。

(2) 生産統計

1年間で延べ400調査区画等の調査を担当(年間約780時間従事)すると、約98万円の手当が支給されます。(受け持つ業務の種類、量によって手当額は増減します。)

水稲の刈取調査の場合(周辺の見積りを含む) : 1枚の水田(約60株の刈取、脱穀等)で約5千2百円

野菜の作付面積の把握調査の場合            : 1区画(農作物の確認等約2時間)で約2千3百円

注:作業時間は目安であり、習熟度、天候、調査区画内の状況等により増減します。

4. 募集人数

募集人数は都道府県ごとに異なります。

また、募集を行わない地域や募集人数が少ない地域もありますので、詳細については、最寄りの地方農政局本局又は各都府県拠点等(福島拠点024-534-1114)へお問い合わせください。

5. 募集期間

平成30年1月17日(水曜日)から2月16日(金曜日)まで。

なお、地域により締切が異なります。

また、応募者多数の場合は、募集期間中でも募集を終了する場合があります。詳細については、最寄りの地方農政局本局又は各都府県拠点等(福島拠点024-534-1114)へお問い合わせください。

6. 募集要件

次の要件を全て満たす方が応募できます。

(1)一定の就業経験(大学院卒業後2年以上、大学卒業後4年以上、高校卒業後9年以上)を有する方

(2)統計調査の実務経験を一定以上有する方

(3)当該統計調査を円滑に実施できる知識及び能力を有すると認められる方又は有することができると認められる方

*(1)及び(2)には特例措置があります。また、(3)の知識及び能力は、農林水産省が主催する研修を受講することにより要件を満たす方も含みます。
加えて、経営統計ではパソコンの基本操作(ワープロやエクセル等)ができることが望ましい。

詳細については、最寄りの地方農政局本局又は各都府県拠点等(福島拠点024-534-1114)へお問い合わせください。

7. 応募方法等

(1)応募を希望される方は、こちらの

• 「専門調査員申込書」 (Excel版)(エクセル:187KB) (PDF版)(PDF:85KB)

• 「経歴等把握票」 (Excel版)(エクセル:115KB) (PDF版)(PDF:152KB)

「経歴等把握票」の記入の仕方(PDF:123KB)参照)

に御記入の上、最寄りの地方農政局本局又は各都府県拠点等へお申し込みください。申込みは、持参又は郵送のいずれの方法でも構いません。

当該書類確認後、面接日時と面接会場(場所)を連絡いたします。

(2)面接は地方農政局本局又は各都府県拠点等で行います。

面接では、業務の概要等を説明します。

面接の結果は、後日、地方農政局本局又は各都府県拠点等から連絡いたします。

(3)面接で合格された方は、専門調査員として従事していただく際に必要な知識、情報等をお伝えするために、合格者全員に「専門調査員基礎的研修(一般)」を、面接等の結果、農業の知識又は経験がないと判断された方は、「専門調査員基礎的研修(農業)」も受講していただきます。

その後、専門調査員に任命され、統計調査業務に従事していただきます。

*御応募いただいた方の個人情報は厳重に管理し、本目的以外には使用しません。