彼岸花
喜多方市シルバー人材センターでは、会津地方で古くから作られてきた造花の彼岸花を製作しています。
雪深い東北地方ではかつて、冬期間に生花を手に入れることが難しかったため、造花を供える習慣がありました。この造花は、地域によって形は様々で、会津地方では、菊の花をイメージした形の彼岸花が作られてきたようです。
かだ、近年は生花の入手が容易になったことや、彼岸花を作る人が減ってきたことから、昔ながらの彼岸花が作られなくなっています。そこで、喜多方市シルバー人材センターとしては、その伝統を守ろうと、「独自事業」として彼岸花作りを続けています。作業は毎年11月から始まり、春のお彼岸に入る前の3月はじめめで続きます。
今年度は、福島民報社、福島民友新聞社からの取材に加え、喜多方市の広報紙や、シルバー人材センターの全国広報紙「月刊シルバー人材センター」からの取材も受け、彼岸花づくりに携わっている会員が、紙面を飾りました。