彼岸花作りスタート
春彼岸に仏壇などに飾る造花の彼岸花作りが、今年度も10月24日から始まりました。冬に向かって作業はこれから本格化し、来年3月上旬の、春彼岸直前まで続きます。
喜多方市シルバー人材センターで製作する彼岸花は、秋に咲く彼岸花(曼殊沙華、マンジュシャゲ)とは姿かたちが異なり、花びらは菊の花によく似た形状をしています。栽培技術が確立されていなかった時代、春彼岸に活ける生花を雪国で入手するのは難しかったこともあり、造花の彼岸花を作って飾る習慣が生まれたようです。センターではこの伝統を守り伝えようと、毎年、製作をしています。
初日の24日には、毎年、彼岸花作りに携わっている会員を中心に7人が集い、まずは花びら作りに着手。わきあいあいと会話をしながらも、決して手は止めずに、彼岸花作りに取り組んでいました。